土壌分析

土壌分析

健康な作物栽培に化学性分析は必須です。

■分析17項目■
EC / pH(H2O、KCI) / アンモニア態窒素 / 硝酸態窒素 / 有効態リン酸 / 陽イオン交換容量 / 交換性石灰 / 交換性苦土 / 交換性加里 / 腐植 / 石灰飽和度 / 苦土飽和度 / 加里飽和度 / 塩基飽和度 / 石灰苦土比 / 苦土加里比 / 【追加項目・リン酸吸収係数】

 

土壌分析 採土方法

下記内容は動画でもご確認頂けます。
こちらよりご覧いただけます)

サンプリングの重要性

土壌分析は「採取した土」のみを分析します。
そのため偏った場所からの土では圃場全体の値を知ることができません。
・分析結果はあくまでサンプル土壌の成分濃度です。
・圃場内の成分濃度は場所によってばらつきがあります。

対角線法
水田・露地圃場・施設圃場など
圃場の中心と対角線沿いに5~10m四隅側(計5ヶ所)

ランダム法
小さい圃場・歪な圃場など
圃場内で偏りがないように5~10ヶ所程度

採取方法

農地土壌は下記要因などにより、場所や深さで少しずつ成分が違います。そのため、圃場の状態に併せて採取方法A~Cを選択して、作土層全体から均等に採取するようにお願いします。

<要因>
 生物的要因(前作までの作物や雑草の養分吸収・残渣、微生物群による有機物の分解・硝化など)
 物理的要因(灌水・降水・地下水による成分の移動・集積・流亡など)
 人的要因(これまでの栽培形態、施肥方法、農作業による土壌表面の乱れなど)

採取方法A
耕起した圃場や水田、休耕地の場合(土壌状態が比較的均一と考えられる場合)

  1. 表層(1-2cm)を取り除いて下さい。
  2. 地表面からV字型に掘って下さい。
  3. V字型の表面の土を均等な厚さで採取して下さい。
採取方法B
無耕起栽培の場合(前作の畝を壊さずにそのまま次作も使用する場合)

  1. 表層(1-2cm)を取り除いて下さい。
  2. 畝内の作土層を均等に採取して下さい。
採取方法C
耕起して畝を作り直すが、土壌採取時には畝が残っている場合)

  1. 表層(1-2cm)を取り除いて下さい。
  2. 畝の上部から隣りの畝の肩にかけて土を均等に採取して下さい。

 

DSCN1667採取時の注意

  • 採取量は採取地点ごとに揃えて、ばらつきがないようにしてください。
  • 植物残渣や根は出来る限り入らないようにしてください。
  • 目的によっては作土層下の下層土も採取してください。(深耕を予定している時など)
  • 生育不良時の診断時には生育不良土壌・良好土壌を分けて採取してください。
  • 樹園地・桑園・茶園などの採取時はご相談ください。
  • 水たまり・肥料がこぼれた所などからは採取しないでください。

DSCN1664採取後の処理

① 採取した土を均等になるように混ぜます。
② 所定量をプラスチック袋に入れます。(100-200g程度)
・石や礫が多い場合は多めにして下さい。(500g程度)
③ 他のサンプルと区別できるように各サンプルごとに名称を記載してください。
④ 余った土壌は必要なければ圃場へ戻してください。
⑤ 直射日光・高温・多湿を避けて分析室まで送付してください。